雨の降るひんやりとした日が続いていました。きのうの夕方、雨上がりの庭へ出てみると、アジサイが咲き始めていました。
週末はいろいろなことがありました。
金曜日は「仲間たち展」と「いろいろな性を生きる展」の準備の後、落語と講談を聞きに射水の高周波文化ホールへ。称名寺でも落語をしていただいたことのある三遊亭遊馬師匠の落語会でした。今なかなかチケットがとれないといわれている人気講談師、神田松之丞さんも出演されていました。低く抑えた声もよく通り、渋い声でのきめ台詞、かっこよかった!一緒に出掛けた副住職、帰ってきてから松之丞さんのマネばかりしています…
土曜日はお寺で「仲間たち展」賑やかに始まったのをこの目に収めてから、真宗大谷派高岡教区第1組「同朋大会」へ。金沢教区浄秀寺前坊守の藤原千佳子先生の法話をお聞きしました。坊守会のみなさんによるハンドベルの演奏があり、わたしも参加させていただきました。今年は仏教讃歌『なんまんだぶつの子守歌』『しんらんさま』『回向』を演奏しました。
『しんらんさま』は「親鸞聖人700回御遠忌」に作られた曲で、同朋大会にお集まりのみなさんにとって大変なじみ深い曲の一つです。ハンドベルの演奏に合わせて歌ってくださった方がたくさんいらっしゃいました。
『なんまんだぶつの子守歌』と『回向』は2011年の「親鸞聖人750回御遠忌」に作られた歌です。『回向』の歌の歌詞は、お経やお勤めの最後にあげられる回向文(えこうもん)
願以此功徳(がんにしくどく)
平等施一切(びょうどうせいっさい)
同発菩提心(どうほつぼだいしん)
往生安楽国(おうじょうあんらっこく)
このお言葉を現代の言葉に訳したものです。とても美しく親しみやすい曲なので、すぐに覚えられますよ。わたしも時おり口ずさんでいます。
『しんらんさま』と『回向』を聴いていただきたくてブログにアップしようとしたのですがうまくいかず…「真宗大谷派称名寺」のFacebookにはアップできたので、よかったらそちらをご覧ください。どなたにも見ていただけるようになっています。
日曜日は「仲間たち展」2日目。腕輪念珠づくり体験コーナーを作って参加しました。皆さん色とりどりのビーズを目の前にしてワクワクされているのが伝わってきます。きれいなビーズを気分に合わせて選び、おしゃべりしながらお念珠を作っていると、リラックスできて楽しいのです。参加された方が、自分で作った腕輪念珠をよろこんで着けているのを見ると、こちらもしあわせな気持ちになります。
週末のこと、あれこれと書いてみました。最後まで読んでいただいてありがとうございます。火曜日の「節談説教大会」のことは、また今度書きますね。