称名寺へようこそ
ブログ訪問ありがとうございます
暑さ寒さも彼岸までと申しますが、こちらは台風一過で気温がグッと下がりました。一週間前にはフェーン現象で30℃を超す暑さでしたから、気温の変化についていくのが大変です。季節の変わり目、皆さまどうぞお体大事にお過ごしくださいね。
称名寺では10月16日(日)の午後にピアノのコンサートを開催することにしています。やさしいピアノの音色に触れて、身も心も安らいでいただけることを願っています。
ピアニストは称名寺での演奏が3回目になる福岡県出身の水上裕子さんです。裕子さんは素晴らしいピアノ演奏をされるだけでなく、可愛らしくて、優しくて、お話が楽しくて、とてもすてきな女性です。ぜひ、裕子さんに会いにいらしてくださいね。
裕子さんは「戦場のピアニスト」とも呼ばれているのですが、それはなぜかと申しますと…
モスクワ音楽院に留学中に東西冷戦の終結を迎え、戦車の間をすり抜けて年下の留学生達が母国に帰れるように奔走していた経験を持たれているからなのです。
戦争の傷跡を世界のいろいろな国で目にしてこられた裕子さん。裕子さんの優しさの底には、傷つけ合うことの哀しみや、喪ったものへの痛みがあるのかもしれない…演奏を聞いた人へ響く何かがあるように思われます。
お寺の小さなコンサートですので、アットホームな雰囲気で聞いていただけます。ホールのような整った環境ではないですが、木の建物に木の楽器はとても相性が良いそうです。
本堂は広々と開け放ってあるので、安心していらしてください。風通しの良い分、冷えることもあるかと思いますので、あたたかな上着などを持って来られることをおすすめします。
入場料などは特に設けておりませんので、お気軽にいらしてください。また、お志をお運びいただけるようでしたら本堂内に志納箱をご用意いたしております。
さて最後に、先日お知らせしておりました親鸞講の9月のお座が、本日無事に終了しました。10日間午後だけのお座でしたが、阿弥陀さまのもとに人が集まり、仏法が聞ける場が整ったことをありがたく思います。
なんまんだぶつ
またお会いしましょう