称名寺へようこそ

富山県小矢部市 真宗大谷派 称名寺のブログ

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2024年3月 法座のお知らせ

 

称名寺へようこそ

ブログ訪問ありがとうございます

 

春はすぐそこまで来ているはずですが…

北陸はとても冷え込んでいます

こんな日はチーコと一緒に

こたつでのんびりするのがいいですね


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3月の法座のお知らせです

毎日午後2時より

 

3月8日(金) 称名寺副住職 立島秀哲

   9日(土) 同上

 10日(日) 称名寺住職 立島弘

 11日(月) 同上

 12日(火) 同上

 13日(水) 馬川透流 師 

 14日(木) 同上

 15日(金) 林要昭 師

 16日(土) 同上

 17日(日) 同上

 18日(月) 親鸞講総会 藤原千佳子 師

 

今年は4年ぶりに親鸞講総会を開きます

法話は藤原千佳子先生です

ぜひ聴聞にいらしてください

 

しばらく寒い日が続くようなので

お体大事にお過ごしください

 

なんまんだぶつ

なんまんだぶつ

またお会いしましょう

誰ものお里

 

称名寺へようこそ

ブログ訪問ありがとうございます

 

能登半島地震から28日

能登空港が再開し

ボランティア活動も始まり

生活再建に向けて動きが進んできたように感じます

 

被災地支援に奔走されているすべての方に

感謝とエールを送ります

1週間に1度はゆっくり体と心を休めて

大事になさってくださいね

 

さて

今日の午後のことです

心がホワッとあたたかくなることがありました

 

1つは昨年の秋にお寺の鐘撞堂を修繕した時に

お世話になった曳家会社の方が

「鐘撞堂は無事でしたか?」と訪ねて来られました

 

地震の後は束石にヒビが入ることが多いらしく

心配して確認に立ち寄ってくださったのです

 

曳家会社のある氷見の周辺は

建物が壊れたり鳥居が倒れたり被害が大きく

お正月早々から方々を回っておられたようです

また能登の方へも頼まれて出向いて行かれたりと

今日まで忙しかったようで

遅くなって申し訳ないとおっしゃってましたが

こちらは大変ありがたく思いました

 

称名寺の鐘撞堂は

数年前から束石や土台の石にヒビが入っていて

お寺を預かる上で心配事の1つになっていました

ちょうど一年前に

大雪や地震に備えて修繕計画が持ち上がり

称名寺護持会の皆さんのご協力のもと

令和5年秋に施工され年内に修繕完了しました

 

こちらは修理前の様子

束石に大きなヒビが入っていました
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土台となる石にも大きなヒビ割れが…
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柱と束石の接する木部も弱っていたので

3寸(10cm程度)切ることになり

作業の足場を組む仕事を曳家さんにお願いしました

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あっという間に足場が組まれ

他宗の…中国のお寺のような風情に

(中国に行ったことないけど)

屋根を持ち上げて足元を見てみると…f:id:syoumyouji:20240128155424j:image

ホゾに嵌る木部が腐食していてびっくり!

危ない状況でした

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傷んだ木の部分は宮大工さんに切ってもらいました

これまでは束石の方に窪みがありましたが

 

今度は木の方に窪みを作り

束石の方に出っ張りができます


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束石を新しいものと交換し柱を元に戻してから
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4本の柱を新しい横木で取り囲み補強

台座の石のヒビ割れに楔を打ってコーキング

 

土台のコンクリートに窪みが生じて

水溜まりができていたのを

役員の方がコンクリートを外し

土を入れ替え防水の工夫も施し

白い石を敷いて美しく仕上げてくださいました 

 

誰も経験のない鐘撞堂の修繕は

手探りで大変な道のりでしたが

おかげさまで除夜の鐘も安心して撞けましたし

(鐘の音がきれいに響くようになりましたよ!)

地震にもしっかり耐えてくれて感謝しています

 

 

心がホワッとあたたかくなったことの2つ目は

折にふれて聴聞に来てくださる方からの電話

「元気にしとられた?」から始まって

近況報告や地震のこと

余震の心配があり年頭法話がなくなったことを

とてもさみしく思っておられたようです

 

「お寺には自分の実家に行くような

お里に帰るような気持ちで

いつもお参りに行っとったんよ」

 

阿弥陀さんを親のように慕って

お寺にお参りされていたこと聞かせていただき

とてもうれしく思いました

 

阿弥陀如来の浄土は存在の家郷

誰にとっても安心できる心の故郷

 

称名寺にご縁のある方は

いつでもお参りにいらしてくださいね

春には親鸞講のお座も開きますので

 

なんまんだぶつ

なんまんだぶつ

またお会いしましょう


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2024年 年頭法座について

 

称名寺へようこそ

ブログ訪問ありがとうございます

 

1月1日に能登地方で震度7を観測した大地震

こちらではまだ余震が続いています

 

称名寺では毎年1月6日から10日まで

年頭法座を開いておりますが

余震は1週間ほど続くと予想されることから

本年は中止することにいたしました

 

楽しみにされていた方には

さみしいことで申し訳ありませんが…

 

きっと

長らく聴聞して来られた方々なら

どんな時も 

たとえ一人でいても

一人じゃないよと分かっていらっしゃるはず

 

なんまんだぶつと

お念仏申すときには

親鸞さまも

お浄土に先立っていかれた方も

遠くにいる家族や友達も

阿弥陀さまの慈愛とともに皆一緒にいることを

 

なんまんだぶつ

 

さて

本当は元日のブログに載せたかった

除夜の鐘のことです

今年は4年ぶりに

小矢部のボーイスカウトの皆さんが

鐘をつきに来てくれました

 

コロナのために

活動を控えていたここ数年

また集えることがありがたく

 

鐘つきの後は本堂で修正会

年の始めのお勤めを皆さんと一緒に

子どもたちの存在は大きくて

子ども1人で大人3〜5人分くらいの存在感があり

お御堂が明るさでいっぱいになりました

子どもの持つパワーってすごいです!


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明るさに満ちた時間があること

時を超えてあなたに届きますように

 

なんまんだぶつ

なんまんだぶつ

またお会いしましょう

2024年の始まり


称名寺へようこそ

ブログ訪問ありがとうございます


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2024年 新しい年をお迎えしました

本年もどうぞよろしくお願いします

北陸にはめずらしく暖かいお正月

晴天になりました

 

昼間にここまで書いていて

夜に続きを書こうと思っていたのですが

 

夕方4時 石川県能登半島

震度7地震が起こり

称名寺のある富山県も震度5強と

大きく揺れました

 

お寺の様子は

本堂のお飾りが倒れ

襖や障子 板戸などが外れ

外では灯籠や墓石が倒れ


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85歳になる住職は

お墓の石が倒れるのは始めてだ

と言っていました

 

 

能登の方は停電や断水もあり

津波や家屋の倒壊を避けるため

車中泊をしている方も…

 

元日から目が覚めるような思いです

能登の皆さま

北陸各地で避難中の皆さま

どうか無事でありますように

 

なんまんだぶつ

なんまんだぶつ

 

またお会いしましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お七夜荒れ

 

称名寺へようこそ

ブログ訪問ありがとうございます

 

12月に入り一段と冷え込んでいますね

今日も冷たい雨の1日でした

 

さて 先月末は称名寺報恩講

親鸞聖人の御命日をお勤めしました

 

11月23日と24日 両日とも

多くの方にお参りいただき

またお志を運んでいただきましたこと

ここにあらためて感謝申し上げます

お寺の役員の方々には

準備から当日の進行

そして後片付けまで大変お世話になりました

 

おかげさまで報恩講さまらしい賑わいと

明るさで本堂が満たされ

今年も無事にお勤めできて

本当にありがたいことでした

 

お寺の報恩講をお勤めしてから3日を空けて

11月28日は親鸞聖人の御命日

旧暦なので現代の暦とは違いますが…

御正忌をお勤めしました

 

同じ頃 御本山では

七昼夜に渡り報恩講をお勤めなさっています

28日の御満座はご満さんとも呼ばれ

昔 京都まで行けなかった時代は

「しょうみょっさん(称名寺さん)に参ろう」と

お運びくださった方も多かったと聞いています

 

晩秋から初冬へと移りゆく季節

11月27日から28日にかけては雨あられになり

お七夜さん荒れ」とも言われていました

仏事の言葉が生活の中に溶け込んでいたのですね

 

今年はまさに「お七夜荒れ」の暴風雨

朝から大きな雷も鳴り雨も吹きつけて

お参りの方も少なかったのですが

だからこそ

来ていただいた方のあったことがありがたく

うれしくお迎えしました

 

お勤めと法話の後は

報恩講にお飾りしていたお餅をお下げして

ぜんざいをいただきました

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お腹が満たされてホッとひと息ついた頃

以前はここでみんなでぜんざいを食べたね

たくさん人がおったね

という話になり

そして

 

あの人もあの人もおいでんようになったねと…

 

お浄土でみんな待っとってくれるやろ

お浄土でまた会えるね

 

と仰る方に

 

なーん お浄土へ行く前でも

今ここで念仏申したら会えるよ

みんなみんなお浄土から呼びかけておられるよ

 

と同行の方が応えておられました

 

外は嵐のようでしたが

そのやり取りにあたたかみを感じて

御正忌をお勤めできてよかったと思いました

 

この御正忌をもって

今年のお座はおしまいとなります

 

次は新年の年頭法話になります

日程はあらためてお知らせしますね

 

なんまんだぶつ なんまんだぶつ

またお会いしましょう

 

 

 

11月23日・24日 報恩講日程

称名寺へようこそ

ブログ訪問ありがとうございます


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立冬を迎え全国的に冷え込んでますね

数日前は11月なのに夏日になったり…

今年は今までにない天候の一年でした

 

さて先日のブログでお知らせした報恩講ですが

11月23日と24日の午後1時半から始まります

 

23日法話 副住職「親鸞聖人伝」

24日法話 住職「第18願から問われていること」

皆さまどうぞお参りください

 

寒暖差の大きい日々ですのでお体お大事に…

なんまんだぶつ なんまんだぶつ

またお会いしましょう

 

2023(令和5)年 称名寺報恩講のお知らせ 

称名寺へようこそ

ブログ訪問ありがとうございます。
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 秋も深まって、庭の木々も赤や黄色に色を変えています。朝晩は冷え込むこともあり、しばらく前にこたつを出しました。猫のちーちゃんは早速こたつに入って暖まってます。我々がこたつに入ろうとすると、中にいますよとばかりに「ニャッ」と知らせてくれるのが、なんとも可愛らしいです。

 

 さて、昨日から11月に入り、お寺では少しづつ報恩講の準備を始めています。今年も11月23日と24日の2日間お勤めします。午後から開始の予定です。詳細はあらためてお知らせいたしますね。

 

なんまんだぶつ なんまんだぶつ

またお会いしましょう