称名寺へようこそ
ブログ訪問ありがとうございます
12月に入り一段と冷え込んでいますね
今日も冷たい雨の1日でした
親鸞聖人の御命日をお勤めしました
11月23日と24日 両日とも
多くの方にお参りいただき
またお志を運んでいただきましたこと
ここにあらためて感謝申し上げます
お寺の役員の方々には
準備から当日の進行
そして後片付けまで大変お世話になりました
おかげさまで報恩講さまらしい賑わいと
明るさで本堂が満たされ
今年も無事にお勤めできて
本当にありがたいことでした
お寺の報恩講をお勤めしてから3日を空けて
11月28日は親鸞聖人の御命日
旧暦なので現代の暦とは違いますが…
御正忌をお勤めしました
同じ頃 御本山では
七昼夜に渡り報恩講をお勤めなさっています
28日の御満座はご満さんとも呼ばれ
昔 京都まで行けなかった時代は
「しょうみょっさん(称名寺さん)に参ろう」と
お運びくださった方も多かったと聞いています
晩秋から初冬へと移りゆく季節
11月27日から28日にかけては雨あられになり
「お七夜さん荒れ」とも言われていました
仏事の言葉が生活の中に溶け込んでいたのですね
今年はまさに「お七夜荒れ」の暴風雨
朝から大きな雷も鳴り雨も吹きつけて
お参りの方も少なかったのですが
だからこそ
来ていただいた方のあったことがありがたく
うれしくお迎えしました
お勤めと法話の後は
報恩講にお飾りしていたお餅をお下げして
ぜんざいをいただきました
お腹が満たされてホッとひと息ついた頃
以前はここでみんなでぜんざいを食べたね
たくさん人がおったね
という話になり
そして
あの人もあの人もおいでんようになったねと…
お浄土でみんな待っとってくれるやろ
お浄土でまた会えるね
と仰る方に
なーん お浄土へ行く前でも
今ここで念仏申したら会えるよ
みんなみんなお浄土から呼びかけておられるよ
と同行の方が応えておられました
外は嵐のようでしたが
そのやり取りにあたたかみを感じて
御正忌をお勤めできてよかったと思いました
この御正忌をもって
今年のお座はおしまいとなります
次は新年の年頭法話になります
日程はあらためてお知らせしますね
なんまんだぶつ なんまんだぶつ
またお会いしましょう