今夜は雨になりました。
台風19号による大雨の洪水の被害の大きさが徐々に明らかになっています。被災された方々には心よりお見舞いを申し上げます。
気温も急に下がり、明日と明後日もまた大雨が心配される中、今日の午後、大谷婦人会の報恩講をお勤めしました。
役員の方々が午前中から集まり、会場の準備をしました。準備をしながら、昨年支部100周年をお勤めしたことをお互いに懐かしく思い出しました。一緒に苦労したこと、喜びを味わったこと、いつでも思い出して語り会えることを、ありがたく思います。
今年の報恩講は、小松の西照寺様より日野史先生にお越しいただきました。先生が演題に立たれた瞬間、最前列から「きれいな方～」の一言が思わず洩れて、場は一瞬で和やかに。それも束の間、熱く仏法を語られる姿にみんなすぐに引き込まれてしまいました。
報恩講ってどんな日？親鸞聖人のご命日の集い、では、いつから始まったの？
親鸞聖人の師、法然上人は報恩講にどのような願いを込められたの？亡くなられた方に対する追善と報恩の違いなど、一つ一つお話ししていただきました。
報恩という言葉には、恩に報いるというだけでなく、私たち一人一人に阿弥陀如来から願いがかけられており、そのご恩を次の方に報告する、お伝えするという大事な仕事があることを教えていただきました。
報恩講を勤め終え、先生を見送り、役員のみなさんと一緒に片付けをして、一段落してから、はっ！と気づいたのは、お話しに夢中になり、ブログ用の写真を撮り忘れたこと…
その時はもうお御堂には阿弥陀さまと向かい合う私ただ一人…
日野史先生からいただいたお寺の新聞に、西照寺様で開いておられる「こまつ子ども食堂」の記事を見つけました。来月11月9日(土)17時より15分間、MRO北陸放送で放送されるそうです。ぜひご覧ください。
